建設業では、女性職員が活躍できる環境作りや、
入職促進のためのさまざまな取り組みが行われています。
ここでは、女性職員が働きやすい職場の環境作りに関する
会員企業の取り組み事例を紹介しています。
![事例01|女性技術者意見交換会[ 淺沼組 ]](images/index2-1st.png)

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淺沼組は、技術系女性社員を積極的に採用し、女性の職域拡大に向けて積極的な取り組みを進めています。建設現場をはじめ、設計や品質管理などの内勤分野でも女性が活躍し始めていますが、平成28年度より、働きやすい作業環境を整備するために、女性技術者の意見交換会を始めました。実際に職場で活躍している方々の目線ででてくる意見は、現状の問題点、周囲の意見から、悩み、願望、そして、働き方の可能性を自ら提示していくものまで多様なものがあります。子育てをしながら自分の夢と目標に向かって活き活きと働いている女性社員が増え、仕事と家庭の両立支援等女性の就業継続、キャリア形成が実現できれば、男女を問わず活躍できる働きやすい職場づくりができたといえるでしょう。当社はそんな社員の意見を大切に汲み取り、働く社員一人一人を支えられる会社を目指し作業環境の整備に取り組んでいます。
![事例08|メンター制度[ 村本建設 ]](images/index2-7st.png)


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メンター制度とは、新入社員の中でも特に工事事務所に配属される技術系女性社員に対して、これまでの配属現場でのOJT指導員を中心とした実務研修に加え、新たに「メンター相談員」を設けて、①「人事部」②「OJT指導員」 ③「メンター相談員」がそれぞれのサポートをすることにより、目の前の仕事の悩みや問題だけでなく、メンタル面でのトラブルや会社、職場環境に対する悩み、また、会社の諸制度に対しての疑問や個人的な悩みについてもサポートしながら会社全体で新入社員をフォロー・教育する制度です。つまりOJT指導員が能力開発・スキルアップのサポートを主に行うことに対して、メンター相談員はメンタル面のサポートやその他多岐にわたる内容の相談相手として親身に話を聴き、問題解決に向けたアドバイス、また、問題解決に最も適した第三者へリファーする仲介役も担っています。またメンター相談員として相応しいと教育主管部署より人事部に推薦され、承認を得た者がメンター相談員になりますが、内定者研修や新入社員導入教育、懇親会等の若手先輩社員との交流を通じて、新入社員が自分に合ったメンター相談員を指名できる仕組みになっています。
